10年、乙亥に立ち続ける ― 175周年の乙亥幟、募集中
11月、町が幟で埋まる
野村の秋を歩くと、ある日を境に町の景色が変わります。
乙亥大相撲の幟(のぼり)が、いっせいに立つのです。
赤、青、緑、紫。縦5m20cmの巨大な布が、街道沿いにずらりと並ぶ。風にはためく音がして、見上げれば「奉納 乙亥大相撲」の文字。この光景が現れると、野村の人は「ああ、今年も乙亥が来る」と実感します。
写真をご覧ください。役場前から乙亥会館へと続く道が、幟で埋め尽くされている。これほど幟が立つ町は、そう多くありません。

今年は、175周年
そして——今年の乙亥大相撲は、175回目を迎えます。
嘉永5年(1852年)から継承されてきたこの行事が、175年。江戸時代の終わりから、明治、大正、昭和、平成、令和へ。戦争でも、災害でも途切れなかったこの相撲が、いよいよその節目に立ちます。
そのことを祈念して——会場を彩る「乙亥幟」を、一部新調募集することになりました。
5年に1度だけの募集
ここが大事なところです。
乙亥幟の募集は、5年に1度しかありません。

一度掲げられた幟は、10年間、乙亥大相撲の開催前後に町へ立ち続けます。つまり、今回申し込めば——あなたの名前が、10年間この町の秋を彩ることになります。
写真の一枚に、平成3年に奉納された「百四十周年記念」の幟があります。紫地に緑の文字。年月を経て、色は少し褪せていますが、確かに、誰かがこの町のために奉納した一本です。そうやって、歴代の幟が受け継がれてきました。
個人でも、企業でも
「幟なんて、会社や商店が出すものでは?」——そう思われるかもしれません。
そんなことはありません。 募集は個人・企業を問いません。
乙亥大相撲を盛り上げたい方
企業のPRをしたい方
ご家族の記念に——お子さんの誕生、還暦のお祝い、故郷への想い

理由は何でもいいのです。この町の秋に、自分の名前を残す。 そんな参加のしかたが、幟にはあります。
募集要項
乙亥幟 奉納募集(175周年記念)
💴 奉納料:66,000円(1本につき・製作費込み)
📅 申込期日:令和8年9月15日(火)
🚩 掲揚期間:本年より10年間(乙亥大相撲開催前後)
📐 サイズ:縦5m20cm × 横80cm
【申込先】せいよ野村観光協会
・西予市野村支所 産業建設課 0894-72-1115
・西予市商工会野村支所 0894-72-0339
締切は9月15日。期日が近いので、ご希望の方はお早めに。
幟は、続けるという意思表示
幟一本、66,000円。安い金額ではありません。
けれど——10年間で割れば、年に6,600円です。そして、そのお金は乙亥大相撲を支えることになります。土俵をつくる人太鼓を打つ人料理をつくる人——乙亥は、たくさんの人の手で成り立っています。幟もまた、その一部です。
幟が立つのは、「まだこの町は乙亥をやっている」という宣言でもあります。
175年目の秋。あなたの一本を、この町の景色に加えてみませんか。
ZEROSPHERE / ゼロの番人