ZEROSPHEREJOURNAL ← 一覧へ
相撲 / Sumo
2026.09.05 — 相撲

10年、乙亥に立ち続ける ― 175周年の乙亥幟、募集中

11月、町が幟で埋まる

野村の秋を歩くと、ある日を境に町の景色が変わります。

乙亥大相撲の幟(のぼり)が、いっせいに立つのです。

赤、青、緑、紫。縦5m20cmの巨大な布が、街道沿いにずらりと並ぶ。風にはためく音がして、見上げれば「奉納 乙亥大相撲」の文字。この光景が現れると、野村の人は「ああ、今年も乙亥が来る」と実感します。

写真をご覧ください。役場前から乙亥会館へと続く道が、幟で埋め尽くされている。これほど幟が立つ町は、そう多くありません。

今年は、175周年

そして——今年の乙亥大相撲は、175回目を迎えます。

嘉永5年(1852年)から継承されてきたこの行事が、175年。江戸時代の終わりから、明治、大正、昭和、平成、令和へ。戦争でも、災害でも途切れなかったこの相撲が、いよいよその節目に立ちます。

そのことを祈念して——会場を彩る「乙亥幟」を、一部新調募集することになりました。

5年に1度だけの募集

ここが大事なところです。

乙亥幟の募集は、5年に1度しかありません。

一度掲げられた幟は、10年間、乙亥大相撲の開催前後に町へ立ち続けます。つまり、今回申し込めば——あなたの名前が、10年間この町の秋を彩ることになります。

写真の一枚に、平成3年に奉納された「百四十周年記念」の幟があります。紫地に緑の文字。年月を経て、色は少し褪せていますが、確かに、誰かがこの町のために奉納した一本です。そうやって、歴代の幟が受け継がれてきました。

個人でも、企業でも

「幟なんて、会社や商店が出すものでは?」——そう思われるかもしれません。

そんなことはありません。 募集は個人・企業を問いません。

乙亥大相撲を盛り上げたい方

企業のPRをしたい方

ご家族の記念に——お子さんの誕生、還暦のお祝い、故郷への想い

理由は何でもいいのです。この町の秋に、自分の名前を残す。 そんな参加のしかたが、幟にはあります。

募集要項

乙亥幟 奉納募集(175周年記念)

💴 奉納料:66,000円(1本につき・製作費込み)

📅 申込期日:令和8年9月15日(火)

🚩 掲揚期間:本年より10年間(乙亥大相撲開催前後)

📐 サイズ:縦5m20cm × 横80cm

【申込先】せいよ野村観光協会

・西予市野村支所 産業建設課 0894-72-1115

・西予市商工会野村支所 0894-72-0339

締切は9月15日。期日が近いので、ご希望の方はお早めに。

幟は、続けるという意思表示

幟一本、66,000円。安い金額ではありません。

けれど——10年間で割れば、年に6,600円です。そして、そのお金は乙亥大相撲を支えることになります。土俵をつくる人太鼓を打つ人料理をつくる人——乙亥は、たくさんの人の手で成り立っています。幟もまた、その一部です。

幟が立つのは、「まだこの町は乙亥をやっている」という宣言でもあります。

175年目の秋。あなたの一本を、この町の景色に加えてみませんか。

ZEROSPHERE / ゼロの番人

関連する記事