ZEROSPHEREJOURNAL ← 一覧へ
相撲 / Sumo
2026.10.02 — 相撲

関取に抱かれて、土俵へ ― 稚児の土俵入り

関取に抱かれて、土俵へ

第175回乙亥大相撲のご案内で少し触れましたが、改めて——稚児(ちご)の土俵入りのお知らせです。

乙亥大相撲の土俵で、関取に抱いてもらえる。それが稚児の土俵入りです。

写真をご覧ください。

土俵の中央で、力士がどっしりと四股を踏む。その腕の中に、小さな赤ちゃんがいます。脇には「祝 乙亥大相撲 稚児土俵入り」の幟。まわりの観客からは、拍手と笑い声。

この町の、秋の名物のひとつです。

すくすく育つと、言われています

なぜ、土俵に上げるのか。

稚児の土俵入りをすると、元気にすくすく育つと言われているからです。

力士は、古くから強い力と健やかさの象徴とされてきました。その関取に抱いてもらうことで、子どもに力を分けてもらう。親が子の健やかな成長を願う、素朴な祈りです。

薬師奉納相撲が病を癒やす薬師さまへの奉納なら、こちらは赤ちゃんのための祈り。野村の相撲は、いつも何かを願っているのだと思います。

昔から、続いてきた

古い写真も載せておきます。

テント張りの会場。「土俵に燃えろ 渓筋男児」の横断幕。詰めかけた観客。そのころの乙亥も、今と同じように、力士が赤ちゃんを抱いて四股を踏んでいます。

会場は変わりました。乙亥会館ができる前は、特設会場でした。それでも——やっていることは、変わっていません。

あの日、土俵に上がった赤ちゃんたちは、今ごろ立派な大人でしょう。もしかすると、今度はその人が、わが子を抱いて申し込むのかもしれません。

そうやって、175回も続いてきたのです。

募集要項

第175回 乙亥大相撲 稚児の土俵入り

👶 対象:令和7年8月〜令和8年8月生まれの乳幼児

⚠️ 条件:首が据わっていること

📅 申込期間:令和8年10月20日(火)〜10月30日(金)

🕞 実施時間:

・11月24日(初日)…15時45分から

・11月25日(千秋楽)…15時30分から

※希望者多数の場合は抽選

【御祝儀】

力士 日程 御祝儀

安青錦関 両日 45,000円

玉鷲関 24日のみ 35,000円

風賢央関 25日のみ 35,000円

【申込先】西予市商工会野村支所

📞 0894-72-0339 / 📠 FAX 0894-72-3396

今年は、特別です

今年の顔ぶれを、もう一度ご覧ください。

大関・安青錦関。鉄人・玉鷲関。そして郷土の星・風賢央関。

大関に抱いてもらえる年は、そう多くありません。そして風賢央関は、この町で育った力士です。地元の子を、地元出身の関取が抱く——そんな写真が残せる機会は、めったにないと思います。

申込期間は10月20日から30日までの11日間。短いので、お忘れなく。

生まれたばかりのお子さん、お孫さんがいらっしゃる方は、ぜひ。

175回目の土俵で、健やかな成長を願いませんか。

ZEROSPHERE / ゼロの番人

関連する記事