関取に抱かれて、土俵へ ― 稚児の土俵入り
関取に抱かれて、土俵へ
第175回乙亥大相撲のご案内で少し触れましたが、改めて——稚児(ちご)の土俵入りのお知らせです。
乙亥大相撲の土俵で、関取に抱いてもらえる。それが稚児の土俵入りです。
写真をご覧ください。

土俵の中央で、力士がどっしりと四股を踏む。その腕の中に、小さな赤ちゃんがいます。脇には「祝 乙亥大相撲 稚児土俵入り」の幟。まわりの観客からは、拍手と笑い声。
この町の、秋の名物のひとつです。
すくすく育つと、言われています
なぜ、土俵に上げるのか。
稚児の土俵入りをすると、元気にすくすく育つと言われているからです。
力士は、古くから強い力と健やかさの象徴とされてきました。その関取に抱いてもらうことで、子どもに力を分けてもらう。親が子の健やかな成長を願う、素朴な祈りです。
薬師奉納相撲が病を癒やす薬師さまへの奉納なら、こちらは赤ちゃんのための祈り。野村の相撲は、いつも何かを願っているのだと思います。
昔から、続いてきた
古い写真も載せておきます。

テント張りの会場。「土俵に燃えろ 渓筋男児」の横断幕。詰めかけた観客。そのころの乙亥も、今と同じように、力士が赤ちゃんを抱いて四股を踏んでいます。
会場は変わりました。乙亥会館ができる前は、特設会場でした。それでも——やっていることは、変わっていません。
あの日、土俵に上がった赤ちゃんたちは、今ごろ立派な大人でしょう。もしかすると、今度はその人が、わが子を抱いて申し込むのかもしれません。
そうやって、175回も続いてきたのです。
募集要項
第175回 乙亥大相撲 稚児の土俵入り
👶 対象:令和7年8月〜令和8年8月生まれの乳幼児
⚠️ 条件:首が据わっていること
📅 申込期間:令和8年10月20日(火)〜10月30日(金)
🕞 実施時間:
・11月24日(初日)…15時45分から
・11月25日(千秋楽)…15時30分から
※希望者多数の場合は抽選
【御祝儀】
力士 日程 御祝儀
安青錦関 両日 45,000円
玉鷲関 24日のみ 35,000円
風賢央関 25日のみ 35,000円
【申込先】西予市商工会野村支所
📞 0894-72-0339 / 📠 FAX 0894-72-3396
今年は、特別です
今年の顔ぶれを、もう一度ご覧ください。
大関・安青錦関。鉄人・玉鷲関。そして郷土の星・風賢央関。
大関に抱いてもらえる年は、そう多くありません。そして風賢央関は、この町で育った力士です。地元の子を、地元出身の関取が抱く——そんな写真が残せる機会は、めったにないと思います。
申込期間は10月20日から30日までの11日間。短いので、お忘れなく。
生まれたばかりのお子さん、お孫さんがいらっしゃる方は、ぜひ。
175回目の土俵で、健やかな成長を願いませんか。
ZEROSPHERE / ゼロの番人