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狩猟 / Hunter
2026.06.29 — 狩猟

狩猟免許って、どう取るの? ― わな猟免許への道

前回、私が狩猟を始めた理由を書きました。仲間と育てた田んぼと、近所の子どもたちを、イノシシから守るため――。けれど、ただ「捕まえたい」と思っても、すぐにできるわけではありません。

有害鳥獣を捕獲するには、まず狩猟免許が必要です。今回は、私が実際にその免許を取るまでの流れを、記録として残しておきます。これから取ろうと考えている人の、参考になればうれしいです。

狩猟免許は、4種類ある

ひとくちに「狩猟免許」と言っても、じつは4つの種類があります。

・わな猟免許(くくりわな・箱わな など)

・網猟免許

・第一種銃猟免許(散弾銃・ライフル・空気銃)

・第二種銃猟免許(空気銃のみ)

私が目指したのは、このうちの「わな猟免許」でした。

理由は、はっきりしています。私の狩猟は、趣味ではないからです。田畑を荒らすイノシシを捕らえ、地域を守ること。その目的に、わなという手段が合っていました。

申し込みと、必要な書類

まずは、愛媛県の狩猟免許試験に申し込みます。

必要だったのは、申請書、写真、そして医師の診断書など。狩猟は安全に関わるものですから、心身の状態を確認する書類が求められます。書類を揃えて、いざ申し込み。

初心者講習会のこと

試験の前には、初心者講習会があります。

ここでは、狩猟に関わる法律、鳥獣の見分け方、猟具の使い方などを、ていねいに教えてもらえます。いわば「試験の予習」ができる場です。

正直に言うと、私は日程が合わず、この講習を受けられませんでした。けれど、これから免許を取る人には、初心者講習の受講を強くおすすめします。独学よりずっと安心して試験に臨めますし、何より、安全に狩猟をするための基礎が身につきます。

試験は、3つ

狩猟免許試験は、大きく3つに分かれています。

一つめは、知識試験(法律・鳥獣・猟具)。捕獲してよい鳥獣・してはいけない鳥獣、禁止されている猟具などが問われます。足跡のイラストを見て、どの鳥獣かを見分ける問題もありました。

二つめは、適性試験(視力・聴力・運動能力)。狩猟を安全に行えるだけの心身があるかを確認します。

三つめは、技能試験(わなの設置・鳥獣判別など)。実際にわな具を自分の手で組み立て、きちんと作動させられるかを見られます。頭で分かっているだけでなく、手が動くかどうか。ここが、わな猟免許らしいところです。

そして、免許を取得

緊張の試験を終え――無事、わな猟免許を取得することができました。

紙一枚ですが、その重みは、田んぼを守るという責任そのものでした。

思いがけない広がり ― HUNTER BASE ZERO

じつは、この話には後日談があります。

「あいつがわな免許を取ったらしい」。そんな話が伝わるうちに、「自分も取ってみようかな」という人が、ひとり、またひとりと増えていったのです。

そうして集まった仲間が、今、ZEROSPHEREの狩猟部門「HUNTER BASE ZERO(ハンターベースゼロ)」のメンバーになっています。

一人の小さな決意が、思いがけず、地域を守る輪を広げていく。免許を取ったときには、想像もしていなかったことでした。

有害鳥獣の問題は、一人で抱えるには大きすぎます。でも、仲間がいれば、できることは確実に増えていく。

ゼロの番人として、これからもこの輪を、少しずつ広げていきたいと思っています。

わなの仕掛け方や、実際の捕獲の話は、また次の機会に。

ZEROSPHERE / ゼロの番人

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