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観光 / Tourism
2026.08.01 — 観光

原点の一杯 ― 麺や一心「元祖中華そば(鶏)」

はじまりの味を、いただく

野村が誇るラーメン店、麺や一心。以前は10周年記念の特別な一杯を紹介しましたが、今回いただいたのは——このお店の原点です。

その名も、「元祖中華そば(鶏)」。メニューには「淡麗(たんれい)」と添えられています。派手さで勝負するのではなく、澄んだスープと素材の持ち味で真っ向勝負する、一心のはじまりの一杯です。

煮干しが、すっと香る

まず、スープをひと口。

煮干しの味が、すっと引き立つ、澄んだ醤油スープです。淡麗の名のとおり、見た目は上品で軽やか。でも飲めば、煮干しのうまみが奥からじんわりと広がってきます。しつこくない。でも、物足りなくもない。引き算で仕上げた、完成度の高い一杯です。

麺は、この日は中太麺をチョイス(一心では中太麺・細麺・平ちぢれ麺から好みで選べます)。澄んだスープに、しっかりした中太麺がよく合います。麺を持ち上げると、スープの香りがふわりと立ちのぼりました。

具の一つひとつが、仕事をしている

この一杯、具材の一つひとつが、きちんと役割を果たしているのも見どころです。

  • 鶏ハム … やわらかくて、うまみ十分。しっとりした食感が、淡麗スープにぴったり
  • 梅干し … ぽつんと乗った赤が、味に爽やかなアクセントを添えます
  • メンマ … コリっとした歯ざわりで、いい箸休めに
  • 青ネギと白ネギ … 青ネギの香りと、白髪ネギのシャキシャキ感。二種のネギが、それぞれ違う仕事をしています

特に鶏ハムは絶品でした。やわらかく、噛むほどにうまみがあふれてきます。淡麗スープと鶏ハムの相性は、さすが「鶏そば」を名乗るだけのことはあります。

最後の一滴まで

気づけば、スープを最後まで飲み干していました

こってり系だと、途中で「もういいかな」となることもあります。でも、この淡麗スープは違う。飲むほどに、煮干しと鶏のうまみが心地よくて、つい最後の一滴まで。飲み干したあとの、あの満足感。

派手な限定メニューもいいけれど、やっぱり原点の味は、揺るがない。麺や一心の実力を、あらためて感じた一杯でした。

野村にお越しの際は、ぜひこの「元祖中華そば」を。このお店が、どこから始まったのか——その答えが、この一杯に詰まっています。

ZEROSPHERE / ゼロの番人

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