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地域づくり / Community
2026.09.26 — 地域づくり

雲の切れ間から、月が ― のむらのいもたき会

雨予報が、くもりに

先日ご案内した「のむらのいもたき会」が、野村地域づくり活動センターで開催されました。

正直なところ——心配していました。

数日前の天気予報は、雨。中秋の名月に合わせた行事なのに、雨では月も見えませんし、屋外の会場も台無しになってしまいます。

ところが当日は——くもり。

そして、それだけではありませんでした。

雲の切れ間から、ちらちらと

曇りの切れ間から、ちらちらと月を見ることができたのです。

雲が流れて、ふっと月が顔を出す。「あ、見えた」と誰かが言う。みんなが空を見上げる。しばらくするとまた雲に隠れて、また現れる。

名月を、しっかり楽しむことができました。

完璧な満月の夜空ではなかったけれど、雲の合間から見える月には、また違った趣がありました。雨でなかっただけでも御の字だったのに、月まで見られるとは。

いもたきと、さんまの塩焼き

会場では、いもたきはもちろんのこと——さんまの塩焼きも用意されていました。

秋の味覚が、二つそろったわけです。あたたかい里芋の鍋と、脂ののったさんま。これ以上ない、秋の献立です。

さらに、キッチンカーも出ていて、多くの方が思い思いに楽しんでいました。

写真をご覧ください。駐車場に、テントと椅子とテーブルが並んでいます。 白線の上に折りたたみ椅子を広げて、ご近所同士が向かい合って食べている。子どもが器を手に座っている。告知記事で「駐車場が会場になる」と書きましたが、まさにその光景です。

吹奏楽と、アカペラ

そして、この日を盛り上げてくれたのが音楽でした。

まず、野村高校吹奏楽部の演奏。

写真では、譜面台の前に立つ制服姿の生徒たちが、フルートやサックスを構えています。高校生が町に出てくる——ふれあい動物園や南予高校生サミットでも書きましたが、野村では本当によく見る光景になってきました。

そしてもう一組——アカペラグループINSPiの杉田さんのライブです。

プロの歌声が、秋の夜の駐車場に響く。会場を大いに盛り上げていただきました。

秋の夜の、しつらえ

会場の飾りつけにも、目を引くものがありました。

ミルク缶に生けたススキ。 そして地面に並べられた、穴の開いた竹の灯り。

ミルクのまち野村らしいミルク缶と、秋の草と、竹あかり。凝った装飾ではないけれど、この土地にあるもので、秋の夜を演出している。 そういうしつらえが、いちばん心に残ります。

空が、味方してくれた

雨予報が、くもりになり、月まで見えた。

天気ばかりは、どうにもなりません。 養蚕でも「自然相手は思い通りにいかない」と書いたばかりですが、この日は空が味方してくれました。

いもたきを食べ、さんまをかじり、音楽を聴いて、ときどき空を見上げる。

秋の野村の、いい一夜でした。

ZEROSPHERE / ゼロの番人

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