2026.09.22 — 養蚕
そろえるために、止める ― 晩秋養蚕4日目
予定を変えて、16時で桑止め
9月21日。晩秋蚕の飼育、4日目です。
昨日は、24時にも給桑する予定でした。
けれど——16時の給桑で、桑止めにしました。
今日は、一日給桑なし
そして今日は、一日、給桑なしです。
朝7時の採桑も、8時の給桑もありません。ここ数日続けてきた日課が、今日はお休みです。
写真は、今日の蚕座。食べ跡の残る葉の上に、3齢の蚕たちがびっしりと並んでいます。
成長を、合わせていく
なぜ、桑を止めるのか。
成長を合わせていくためです。
約37,500頭もいれば、蚕の育ち方にはどうしても差が出ます。早く[眠]に入る蚕もいれば、まだ食べていたい蚕もいる。そのまま桑を与え続けると、差がどんどん開いていってしまう。
そこで、桑を止める。全体の足並みをそろえるのです。
初秋のとき、館長から「成長がそろっている」と言っていただいたことを思い出します。成長がそろっていれば、上蔟も一度にできる。今日の桑止めは、その先への準備でもあります。
与えないのも、世話のうち
初秋4日目の桑止めのときにも書きましたが——何もしないことが、いちばんの世話になる日もあります。
毎日せっせと桑を採って運んでいると、つい「与えなければ」と思ってしまう。けれど、止めるべき時に止めるのも、養蚕の大事な判断です。
今日は、静かに見守る日。
蚕たちが、そろって次の齢へ進んでくれることを願っています。
ZEROSPHERE / ゼロの番人