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養蚕 / Hatch
2026.10.08 — 養蚕

繭をつくり始めた ― 晩秋20日目・晩晩秋7日目

少しだけ、落ち着きを取り戻して

10月7日。晩秋蚕は20日目、晩晩秋蚕は7日目です。

ここ数日の大きな山場を越え、少しだけ落ち着きを取り戻してきました。

6時間ぶっ通しの上蔟も、落ちた蚕を拾い続けた朝も、ひとまず峠は過ぎた形です。

とはいえ——養蚕は、まだまだ続きます。

残っていた蚕を、追加で上蔟

晩秋養蚕では、前日までに多くの蚕が上蔟しました。

それでも、まだ蚕座に残っている蚕がいます。一頭ずつ確認しながら、この日も追加で上蔟しました。

写真をご覧ください。蚕座に敷いた黒いビニールの上に、飴色がかった蚕たちが集められています。熟蚕になると、体が透きとおって飴色に変わる——その色の違いを見ながら、蔟へ上げる蚕を選んでいきます。

ようやく、繭をつくり始めた

そして——うれしい変化がありました。

蔟の中を見てみると、ようやく繭をつくり始めた蚕の姿も。

昨日までは蔟から落ちてくる蚕も多く、何度も拾って戻す作業を繰り返しましたが——少しずつ落ち着いてきました。

糸を吐き始めれば、もうこちらにできることはありません。あとは蚕にまかせるだけです。

初秋のときは「外から見たら繭に見えたのに、中身は違った」という苦い経験をしました。今回はどうか。数日後に、答えが出ます。

一方、晩晩秋はこれからが本番

晩晩秋養蚕は、まだ7日目。

こちらは、これからが本番です。

4齢になった蚕たちは食欲も少しずつ増してきており、採桑・給桑を続けています。

写真をご覧ください。桑の葉にびっしりと取りついた4齢蚕。 葉には食べ跡の穴が無数に開いています。まだ小さいけれど、確実に食べる力がついてきている。

晩秋の5齢が軽トラ2台分を食べていたことを思えば、この子たちもやがて、そうなります。

同じ蚕舎に、二つの時間

晩秋蚕が繭づくりへ向かう、そのすぐ横で、晩晩秋蚕は桑を食べながら成長中。

一昨日、晩晩秋蚕を同じ蚕舎へ移しました。その結果——

「繭をつくる蚕」と「これから大きくなる蚕」が、同時にいる。

なかなかおもしろい光景です。

片方は、一生の仕事を終えようとしている。もう片方は、これから大きくなろうとしている。同じ蚕舎の中に、二つの時間が流れているわけです。

養蚕のバトンタッチと昨日書きましたが、それが目に見える形になりました。

日々は、もうしばらく続く

晩秋養蚕はゴールが見えてきましたが、晩晩秋養蚕はまだ折り返し前。

桑畑と蚕舎を行ったり来たりする日々は、もうしばらく続きます。

9月18日に晩秋が始まってから、ちょうど20日。そして晩晩秋は、ここから5齢を迎え、上蔟まで。まだ半月以上あります。

一つひとつの作業を確実に。

初秋の反省も、今回の上蔟の反省も胸に置いて——最後の晩晩秋養蚕まで、しっかり育てていきたいと思います。

ZEROSPHERE / ゼロの番人

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