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養蚕 / Hatch
2026.10.16 — 養蚕

一日ずつ、ずらして ― 晩晩秋、いよいよ5齢へ

晩晩秋、いよいよ最終ステージへ

10月11日〜13日。晩秋蚕は24〜26日目、晩晩秋蚕は11〜13日目です。

晩秋蚕は、蔟の中で繭づくり。こちらにできることは、見守ることだけです。

そして——晩晩秋養蚕が、いよいよ最終ステージの5齢へ入りました。

10月11日、1群が眠に

10月11日、1群が4齢の眠(四眠)に入りました。

そこで、同じ蚕座にいた1群と3群のグループ分けをしました。

三つのグループに分かれている

ここで、今の晩晩秋蚕の状況を整理しておきます。

前回の眠(三眠)のとき、蚕の成長に合わせて3つのグループに分けていました。

グループ 当時の状態

1群 4齢起蚕になっていた(いちばん早い)

2群 眠に入っていた

3群 まだ眠に入る前(いちばんゆっくり)

同じ日に配蚕された蚕でも、育ち方には差が出ます。その差を放っておくと、上蔟のタイミングがバラバラになってしまう。だから、分ける。

そして今回は、そのうち1群と3群を分けました。

地味だけれど、欠かせない

分け方は、これまでと同じです。

蚕座に網をかけて、蚕を分けていきます。

網の上に新しい桑を置けば、脱皮を終えた蚕だけが桑を求めて上がってくる。まだ眠っている蚕は、下に残る。蚕が自分で、自分を仕分けしてくれる仕組みです。

写真の二枚目に、網が写っています。これを蚕座にかぶせてその上に桑を与えます。

地味ですが、成長をそろえるために欠かせない大切な作業です。

一日ずつ、ずらして

そして、5齢の桑付けは——グループごとに1日ずつずらして進めています。

グループ 桑付け開始

1群 10月12日から

2群 10月13日から

3群 10月14日から

13日には1群・2群がそろって5齢になり、ここから本格的な5齢飼育です。

晩秋のとき、上蔟が早すぎて苦労しました。無理にそろえず、それぞれのペースで進める——その反省が、ここに活きています。

広げても、枝だけが残る

5齢になると、蚕の食欲は一気に上がります。

枝ごと刈ってきた桑を蚕座いっぱいに広げても、しばらくすると葉がなくなり、枝だけが残っています。

写真をご覧ください。青いネットの蚕座に、白い5齢蚕がびっしり。その上へ、条桑を広げているところです。この量が、数時間で骨だけになる。

蚕糸マニュアルの言う「一生に食べる桑の大半を5齢の一週間で」——晩秋でも軽トラ2台分を消費しました。晩晩秋も、これからその世界に入ります。

大忙しの毎日が、また始まった

朝の採桑に、朝・昼・晩の給桑。

桑畑と蚕舎を行き来する、大忙しの毎日が始まりました。

9月18日に晩秋が始まってから、もうすぐ一か月。初秋の反省、晩秋の上蔟の反省——ひとつずつ経験を重ねて、ここまで来ました。

今年最後の養蚕

晩晩秋養蚕は、今年最後の養蚕です。

初秋は0.5箱で、収繭は約10kg。晩秋は1.5箱。そして今回が、締めくくり。

最後のひと踏ん張り、しっかり桑を食べさせて、いい繭をつくってもらいたいと思います。

ZEROSPHERE / ゼロの番人

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