300人の地区に、それ以上の熱気 ― 横林納涼祭
またまた、納涼祭です
蔵良、上野に続いて——またまた納涼祭のお話です。今度は横林(よこばやし)地区。
横林は、人口300人未満の地区です。けれど、当日の会場に立つと——「それ以上の人が来ているんじゃないか」と錯覚するくらいの熱気でした。小さな地区が、こんなにも大きな賑わいを生み出せるものなのか。まずそこに驚かされます。
地元の恵みが、ずらり
食べ物のラインナップが、また見事でした。
地元のシイタケやニンニク。これは横林ならではの一品です。その特産品が焼きそば、たこ焼き、ピザに使用されています。
他には、焼き鳥、から揚げ、ソーセージ……。どれもこれも、いい匂いを漂わせています。
そしてもちろん、お酒も入って——みなさん、笑顔、笑顔。夏の夜に、地元の食べ物と一杯。これ以上の贅沢があるでしょうか。
子どもたちも、主役
お子さんの姿も多く見られました。トランプを使ったゲームもあって、子どもたちは大はしゃぎ。目を輝かせています。
最後は抽選会で盛り上がり、そして——花火で締めくくり。夏の夜空に上がる花火を、みんなで見上げる。子どもの頃のこういう記憶は、大人になってもずっと残ります。
多世代が、協力し合う
この日いちばん印象的だったのは——多世代が協力し合って作り上げているイベントだということでした。
誰かがやらされているのではなく、それぞれが自分の持ち場で動いている。この空気は、一朝一夕には生まれません。
「愛」を育んできた地区
実は横林地区には、その土台があります。
横林は、以前から社会教育に熱心な地区です。愛護班事業や通学合宿——大人と子どもが一緒に取り組む青少年教育を、長く続けてきました。
その中で、子どもたちは「地域の一員」として育っていきます。見守られ、役割を与えられ、頼りにされる。だから大人になっても、この地域を大切に思う。子どものころから、地域への愛を育んできたのです。
全員が家族のような、温かい地区。——横林を一言で表すなら、これに尽きます。納涼祭のあの熱気は、その積み重ねの結果なのだと思います。
地域拠点づくりに、挑戦中
そんな横林地区が今、新しい挑戦をしています。地域の拠点をつくるためのクラウドファンディングです。
そして注目したいのが、返礼品に「施設に宿泊できる権利」があること。つまり——横林に泊まって、あの温かさを直接感じられるのです。
記事を読んで「いい地区だな」と思ってくださった方は、ぜひ一度、横林を訪れてみてください。そして応援したいと思ってくださったら、こちらのページをのぞいてみてください。
300人未満の小さな地区が見せる、大きな熱気とあたたかさ。それを支えているのは、長い時間をかけて育てられた「地域への愛」です。横林の挑戦を、これからも応援していきたいと思います。
ZEROSPHERE / ゼロの番人