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養蚕 / Hatch
2026.10.03 — 養蚕

食欲が、景色を変えた ― 晩秋15日目・晩晩秋2日目

二つの養蚕が、同時進行

10月2日。晩秋蚕は15日目、晩晩秋蚕は2日目。

今日から、二つの養蚕が同時進行です。

桑畑が、開けてきた

まずは、晩秋養蚕から。

朝7時、採桑へ。そこで気づいたことがあります。

これまでうっそうとしていた桑畑が、ついに一面、開けてきたのです。

写真をご覧ください。背丈ほどあった桑が刈り取られ、その先の山まで見通せます。 残っているのは、切り株から伸びた若い枝ばかり。

9月18日に配蚕されてから、半月。毎日の積み重ねが、畑の景色そのものを変えてしまった。

蚕たちの食欲のすごさを、桑畑が物語っています。

採って、与えて、また採る

8時からは給桑。

そして——その間にも、別のメンバーが採桑を続けます。

5齢に入ってからは、本当に食べる量が桁違いです。昨日採った桑が、次々となくなっていく。一昨日も、給桑のあとにもう一度採桑へ行きましたが、もはやそれが日常になりました。

【晩秋養蚕 15日目】

時刻 作業

7:00 採桑

8:00 給桑+採桑を継続

16:00 給桑(予定)

24:00 給桑(予定)

蚕糸マニュアルの言う「一生に食べる桑の大半を5齢の一週間で」。約37,500頭が、いまその一週間のまっただ中です。

晩晩秋は、2日目

一方、晩晩秋蚕は2日目。

こちらは、まだ小さな蚕たちです。写真をご覧ください。3齢の小さな蚕がびっしり。晩秋の5齢と比べると、驚くほど小さい。

それでも——元気に桑を食べています。

【晩晩秋養蚕 2日目】

時刻 作業

7:00 給桑

16:00 採桑

17:00 給桑

給桑は一日2回。量も、晩秋とは比べものになりません。3齢には、柔らかい新芽の葉を選んで与えます。

大きく育った晩秋蚕と、これから成長していく晩晩秋蚕。

大きさも、食べる量も、与える桑も、給桑の回数もまったく違う二つの養蚕が進んでいます。

5齢には枝ごと、たっぷりと。3齢には柔らかい葉を、少しずつ。同じ「蚕の世話」でも、頭を切り替えなければなりません。

晩秋はまもなく熟蚕・上蔟へ。いちばん手のかかる時期です。そこへ新しい命の世話が重なる。今月はずっと、忙しい日が続きそうです。

けれど——開けていく桑畑を見ると、悪い気はしません。

食べた分だけ、繭になる。初秋の悔しい結果を思えば、よく食べてくれることが、何よりの朗報です。

今夜も、24時に給桑です。

ZEROSPHERE / ゼロの番人

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