高校生が、芋からつくった焼酎 ―「あやぐも」
野村ならではの、ちょっと珍しいお土産を紹介します。芋焼酎「あやぐも」。なんと——野村高校の生徒が手がけた焼酎です。
高校生が「つくった」って、どういうこと?
「高校生が焼酎を?」と驚かれるかもしれません。もちろん、生徒が酒を醸造したり、飲んだりするわけではありません。お酒を仕込むのは、地元の造り酒屋「媛囃子」、プロの仕事です。
では、生徒は何をしたのか。原料のさつまいもを、畑づくりから収穫まで自分たちで育て、そしてラベルのデザインを手がけたのです。手がけるのは、野村高校・畜産科の生徒たち。土に触れ、芋を育て、絵を描く——農業・醸造・デザインが一本の瓶に詰まった、学びの結晶なのです。
毎年変わる、手描きのラベル

「あやぐも」の魅力は、なんといってもラベル。
写真を見てください。芋、朝顔、牛、そして野村の山なみ。生徒が一枚いちまい、手で描いたあたたかい絵です。しかも——ラベルのデザインは、毎年変わります。 その年の生徒が、その年の感性で描くから。
ということは…全種類集めたら、すごいことになりますね。 年を追うごとに増えていく手描きラベルは、それ自体が野村高校の"卒業アルバム"のよう。飲んだあとも、ボトルを並べて眺めたくなります。
今年は、創立80周年の記念ボトル
さらに今年(2026年度)のあやぐもは、特別です。野村高校の創立80周年を記念する一本。ラベルにもその節目が刻まれています。
味づくりにもこだわりが。地域の声を受けて、麹を白麹から黒麹に変え、常圧蒸留で仕込むことで、「芋の個性が強く、コクと余韻の深い」焼酎を目指したそう。芋好きにはたまらない、飲みごたえのある仕上がりです。
サイズは2種類
「あやぐも」には、一升瓶(1,800ml)と四合瓶(720ml)があります。じっくり楽しむなら一升瓶、贈りものやお試しには四合瓶が手ごろです。アルコールは25度。
野村は、お酒をよく飲むまちでもあります。その土地で、高校生が芋から育てた焼酎——これ以上、野村らしい土産があるでしょうか。手描きラベルの物語ごと、大切な人への一本にどうぞ。
※ お酒は二十歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。
ZEROSPHERE / ゼロの番人