和と洋が、ひと巻きに ― 桑のほわいとロール
前回紹介した、ミルクのまちの牧場・ほわいとファーム。今日は、そのお店の看板商品にまつわる、特別な一品を紹介します。
大人気の「ほわいとロール」
ほわいとファームには、大人気のロールケーキ「ほわいとロール」があります。
その名のとおり、真っ白。野村の新鮮な生乳から生まれた、ふんわり・とろける生クリームを、やわらかなスポンジで巻いた一本です。ミルクのまちの実力が、まっすぐに詰まった看板スイーツ。これを目当てに訪れる人も、たくさんいます。
その、桑バージョンがある
そして——この人気のほわいとロールに、野村ならではの特別版があるのです。
桑の葉を練り込んだ、シルくわスイーツ版のほわいとロール。養蚕のまち・野村らしく、蚕が食べるあの桑の葉を、スイーツに仕立てた一品です。真っ白なほわいとロールが、桑の葉のやさしいうぐいす色をまとっています。
ひと口の、三段階
このロールケーキ、食べると味が三段階で変わるのが面白いんです。
まず、ひと口入れると——桑の香りが、ふわりと口いっぱいに広がります。抹茶とはまた違う、やわらかく素朴な緑の香り。
そのあとに来るのが、生クリームの甘み。野村の生乳のコクが、桑の香りを追いかけるように広がっていきます。
そして仕上げ。クリームの中に忍ばせてあるのが——小倉(あずき)。この小倉が加わった瞬間、味わいが一気に和風へと傾くのです。桑・ミルク・あずき。洋のロールケーキが、するりと和菓子の顔になる。この移り変わりが、たまりません。
和洋一体の、野村の一本
桑の香り(和)、生クリーム(洋)、小倉(和)。それらが一本のロールに巻き込まれて、和と洋が、みごとに一体になっています。
養蚕の「シルク(桑)」と、酪農の「ミルク(生クリーム)」。「シルクとミルクのまち」と呼ばれた野村の二つの恵みが、まさにこのひと巻きの中で出会っている——そう思うと、この桑のほわいとロールは、野村という町そのものを味わうスイーツなのかもしれません。
野村へお越しの際は、ぜひほわいとファームで手にとってみてください。大切な人への贈りものに、野村の物語ごと、どうぞ。
ZEROSPHERE / ゼロの番人