シルクとミルクのまちを、ひと口に ― スイーツ工房絹
前回紹介した、呉服店から生まれたお菓子屋・スイーツ工房絹。今日は、そのお店が手がけるシルくわスイーツを紹介します。
① シルクミルクぷりん ― まちの名前を、そのまま
まず、この名前を見てください。「シルクミルクぷりん」。
かつて野村は「シルクとミルクのまち」と呼ばれていました。養蚕の絹と、酪農のミルク。二つの白い恵みが、この町を支えてきた——その二つを、まるごとひと口に凝縮したのが、このプリンです。
ミルクをしっかり感じる、やさしいプリン。そこにシルクパウダーを加えることで、口当たりがまろやかになり、ぐっと高級感が増しました。スプーンを入れると、ふるりと揺れる真っ白な生地。名前のとおり、絹のようになめらかです。
小ぶりなビンに詰められ、「pudding」の帯がすっと巻かれた佇まいも上品。これ以上、野村らしい土産があるでしょうか。まちの名前を、そのまま味わえる一品です。
② カラダに優しいおやつ(桑の葉) ― みんなで食べられる
もう一つが、「カラダに優しいおやつ 桑の葉」。
これは、米粉×和三盆糖で作られたクッキーです。ラベルにあるとおり——小麦粉・卵・乳 不使用。使わずに、米粉と和三盆糖という素材の力で仕上げています。
そこに、野村ゆかりの桑の葉パウダーを練り込んで。抹茶とはまた違う、やわらかなうぐいす色。素朴で、やさしい味わいです。
これは、うれしい。
というのも——アレルギーがあると、みんなでおやつを囲む場で、その子だけが食べられない、ということが起こります。でも、こういう選択肢があれば、同じテーブルで、同じお菓子を楽しめる。誰かを置き去りにしないお菓子が、この町にあること。それが何より嬉しいのです。
※ 食物アレルギーをお持ちの方は、購入前にお店へ直接ご確認ください。製造環境などは、お店にお尋ねいただくのが確実です。
絹の町の、贈りもの
絹のプリンと、桑のクッキー。 どちらも、呉服店だった建物で、この町の物語を背負って作られています。
野村へお越しの際は、ぜひスイーツ工房絹へ。まちの名前ごと、贈りものにできるお菓子が待っています。
ZEROSPHERE / ゼロの番人