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養蚕 / Hatch
2026.09.20 — 養蚕

朝霧の中で ― 晩秋養蚕3日目

晩秋養蚕、3日目

9月20日。晩秋蚕の飼育、3日目です。

今日も、この流れで動きます。

時刻 作業

7:00 採桑

8:00 給桑

16:00 給桑(予定)

24:00 給桑(予定)

野村名物の、朝霧

そして今朝は——野村町の名物、朝霧が出ていました。

山の中腹から立ちのぼるように、白い霧が流れていく。野村の秋から冬にかけての、おなじみの光景です。朝霧湖の名も、この霧があってこそでしょう。

観光で来られる方が「きれいですね」と足を止める景色ですが——私たちにとっては、仕事をする場所の風景です。

朝霧の中での作業。 手にした桑の葉は、露をたっぷり含んで、ぬれて光っていました。

写真をご覧ください。採ったばかりの新芽です。黄緑色の若い葉。まだ3齢の蚕たちには、この柔らかさがちょうどいい。背景には、山にかかる朝霧が写っています。

きれいに、食べていた

蚕舎に戻ると——

昨晩24時に給桑した桑を、きれいに食べていました。

昨日も同じでした。夜中に与えた桑を、朝には食べ尽くしている。順調です。

蚕座を見ると、3齢の蚕たちがびっしり。約37,500頭という数字を、目で見て実感します。

そろそろ、眠のころ

さて、ここからが大事なところです。

蚕たちは3齢の3日目。つまり——そろそろ、眠(みん)に入るころです。

眠については初秋の記事に書いたとおり、蚕は脱皮の前に食べるのをやめて、じっと動かなくなります。一生に4回あるこの眠を越えるたび、ひとまわり大きくなる。

そして、眠に入った蚕に桑を与えても、食べません。残った桑は蚕座に溜まり、蒸れや病気のもとになってしまいます。

食べる量を、確認しながら

だから、これからは——桑を食べる量を確認して、給桑していきます。

食べ残しが出ていないか。減り方が鈍っていないか。蚕座をよく見て、量を加減する。

3齢から4齢へ。 最初の関門が近づいてきました。

ZEROSPHERE / ゼロの番人

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